

京文化が水とともに育まれてきたことはご存知の通りです。
その豊かな京水は伏見の酒、京料理、菓子、京豆腐、茶道など京都の食文化を1000年の間支え続けています。中でも京の中心を流れる鴨川は、滝沢馬琴がかつて「京のよきもの」としてあげ、京の人々に愛され、そして京都を訪れる観光客の憩いの場ともなり、鴨川の川床にいたってはあまりにも有名です。
そして鴨川と言えば、その豊かな水脈から生まれる地下水があることをご存知でしょうか。
京都東急ホテルの地下にも鴨川水系の上質な天然水があり、地下80メートルから汲み上げて使用しています。また京都東急ホテルのすぐ横には京都の三大名水の一つとして知られる「左女牛井の跡(さめがいのあと)*1」もあります。「左女牛井の跡」は平安時代より知られ、かつては千利休も茶の湯に用いたと伝えられています。
*1 左女牛井は現在、井戸は埋められており石碑が残されています。


おいしい水研究会(厚生労働省)によると、「主にミネラルの含有量が多いと苦味等が増し、適度に含まれるとまろやかな味がする」そうです。京都東急ホテルで使用している鴨川水系の地下天然水は、ミネラルをバランス良く含んだ口当たりまろやかな軟水に分類されます。
| 京都東急ホテルで使用している地下天然水の成分 (2010年9月13日 浄水水質検査結果報告書より) | |||
|---|---|---|---|
カルシウム |
15mg |
カリウム | 1.3mg |
| マグネシウム | 5mg | 硬度 | 50mg(軟水) |
| ナトリウム |
14mg | ph | 7.23(弱アルカリ性) |


京都東急ホテルでは、地下80mから汲み上げた安全で美味しい地下天然水を丁寧に濾過して、客室の飲料水や洗面・シャワーのお水として使用しています。まろやかな軟水は入浴に使えば体が温まりやすく髪も肌もしっとりすると言われています。また軟水はお茶やお料理をまろやかにすると言われ、京料理のダシには欠かせない存在です。中国からもたされた豆腐は堅かったそうですが、京都の水と出会ったことによって柔らかな豆腐に生まれ変わったという逸話もあるくらい古より京水と食文化は深いかかわりがあります。京都東急ホテルのレストランでも地下天然水を使用して日々料理人が腕を奮っています。
開業当時より毎日汲み上げられる地下天然水は客室やレストランで使用されるだけでなく、ホテルエントランスのすぐかたわらからホテルロビー前の中庭をゆるやかに流れ、その豊かな水脈と風情は、かつての堀川を再現した堀川五条に位置する京都東急ホテルならではの趣になっております。



